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10周年 [芝居]

実は今日。
2006年3月8日で、うちの芝居グループ「オンリーワン・シアター」は10周年なんです。
旗揚げ公演「10000ピースのミルクパズル」の初日が1996年3月8日でした。

当時は大学3年生でね。初めて自分で劇場の人とあれやこれやとやりとりして、
舞台を作って行って。
それまで劇研の公演でやってたのとは全然意識が違う感じだったなあ。
思えばいちばん舞台美術が凝ってたのもこの芝居。
メンバーが高校時代の同級生である美大生の友達を美術スタッフに連れて来てくれて。
すごく鮮やかでアーティで、見た目に本当にきれいな舞台を作ってくれてね。
そのとき2人でやってくれた美術の子のうち、1人はその後もずっと美術を担当してくれて。
連れて来た当人は離れちゃったんだけど、彼女はその後も一緒にやってくれてね。
美術だけじゃなくて、いろいろとぼくの相談相手にもなってくれて、
大切なメンバーの1人として今もいるわけだ。
このとき照明をやってくれた子が後に役者として出てくれたり、
照明補佐で入ってくれた同僚は今は本職の照明屋さんで活躍中。
音響にぼくが呼んで来た中学時代からの友人はのちに脚本・演出をやってくれたり。
役者はこのときぼくも含めて7人いたんだけど、今も一緒にやってる奴もいるし。
(逆に離れちゃったのも半分くらい)。

ちなみに、当初ぼくは、自分で脚本・演出を担当する芝居を1回だけ出来ればいいや、
と思ってて、それで「オンリーワン・シアター」って名前つけたんだよね。仮で。
それが、旗揚げ公演千秋楽のあとで「このまま1回で終わらせるのはもったいないねえ」
と言う話に盛り上がって。
その時点で「One and only」と言う意味での「オンリーワン・シアター」と言う
解釈変更。
この名前つけておいてよかったよ。

この旗揚げ公演「10000ピースのミルクパズル」は、
それまで自分が書こうと思ってた要素を全部入れ込んじゃって、
すごいエネルギーで書いたんだよね。
でも、脚本なんて初めてだったからどういう風に書いていったらいいものなのか、
とかそういうすべを知らないもんだから、出来上がったものは
「情熱はあふれてるけど荒削り」みたいな芝居になった気がする。
わりと直後から「設定だけ残して全面的に書き直したいなあ」と思ってる。
何度か書き直して再演、ということも考えたんだけど、
結局その都度新しい話を書きたくなって再演はしてない。
ま、いつかそのうち。

そうそう、この話はとある童話をいちばんベースに隠しておいてたんだけど、
役者の中で1人だけ、そのことに無意識に気がついてた奴がいたのね。
彼はぼくの書く脚本においてはびっくりするくらいの直感で
しっかりその裏を読み取ってくれる奴で、ぼくの最も信頼する役者の1人であるんだけど、
残念なことに2本しか出てないんだよね。
彼とは本当に本当に、もう一度一緒に芝居をしたいものだ。

・・・ちょっと怖いながらも、記録用のビデオを見てみようかな。これから。


(追記)
見ちゃったよ。いやあ、もちろん反省点だらけ。
脚本についてはもう相当いろんなことを思ってるので別にして、
何より演出しきれてないな、もう。
会話の緩急がついてない。全部が流れちゃってる感じ。
まあ、初めてのことだったから、役者にどのくらいのことまで言っていいものか、
みたいなのがあったんだろうなあ。今だったら迷わず言えることも。
そして、音響で明らかな選曲ミスがあったなあ。
音楽の中の効果音が芝居を邪魔しちゃってるよ。
自分の衣装も、もっとちゃんと作っておくべきだったよなあ。
でもこの時の衣装の子がなかなか打ち合わせに来てくれなかったんだよなあ。

なんてことをいろいろ反省するわけだけど、でも、なにげにすごく深いこと言ってたり、
今改めて聞いて「すごい台詞だぞ」ってうなっちゃうようなものがあったのもまた事実。


やっぱり、いずれ書き直して再演してみようかな。


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コメント 3

舞台監督

そんな恥ずかしいビデオいやん。皆の還暦の祝いの日に
鑑賞しましょうよ。それまで封印決定。
私もあのころは色々足りなすぎた。自覚がないってやつね。
再演時にもっとサポートできるだけのガッツとパワーを蓄えて
おくからね。
by 舞台監督 (2006-03-09 10:38) 

kishider

まさぼうさんはお芝居までされるんですね!
見せるということに関しては歌もお芝居も同じ面があるかなぁ〜と勝手ながら思ってます。1回のはずが長く続いてるというのは良いものが出せてる証拠なんですね!頑張ってください!!
by kishider (2006-03-09 18:08) 

まさぼう

>舞台監督さん
還暦の日に見たらどう思うんだろうねえ。。あの舞台はある意味「知らないから作れた」舞台だったんだろうなあ。ま、何はともあれ、次回公演(いつになるかな)はまたあなたの彩りで舞台を飾ってくださいませ。

>kishiderくん
そうなんです。学生時代はただの芝居小僧でした。役を演じることと歌を歌うことは、根本は同じだと思います。演奏する、というのも同じかも。そう考えると脚本を書くのと曲を作るのも同じ、演出をするのとアレンジをするのも同じ、ですね。結局のところぜーんぶまとめて「表現する」ってことなんでしょうけど。
こちらもがんばりたいものです。
by まさぼう (2006-03-11 23:09) 

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