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『君となら』 [芝居]

PARCO劇場でやってる、三谷さんの『君となら』を見てきまして。
初演と再演の両方を見てるんだけど、「おー、またやるのか!」とちょっとワクワクしながら見に行ってね。
で、ちょっとした衝撃だったのは、これ初演が1995年だということ。ほぼ20年前。
えーーー!あれがそんなに昔のことだったのか!!
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実は話の中ではこれ、「すれ違い」と「その場しのぎの嘘」が重なって行くことがおもしろさを生むんだけど、今の時代に合わせて「携帯電話」なんてものが存在してしまうと、途端に話が終わってしまう、という作りなんだよね。
というか、今回それに気がついた。

なもんで、あえて「1995年」に観客の頭を戻させるためだと思われる当時の流行歌(いや、それよりも2-3年前の設定だな)を客入れ中延々流してた。
はじめは「懐かしい歌かけてるなぁ」くらいにしか思わなかったんだけど、始まってから合点が行ったというね。
ちなみに幕が開くときは『愛は勝つ』。これで始まるのか!と思ったものの、ああ、これは『ステキな金縛り』のつながりでKANさん使ったのか、と。
(さらにちょっとネタバレすると、劇中BGMで『よければ一緒に』も流れる。)

でもって、お話。
基本的には脚本はあまり変えてない感じ。
三谷さんはそもそも「当て書き」をする人なので、当然、その役を違う人がやれば少々のイメージの違いは出てくるわけで。
そう言う部分では、今回のキャストが決して悪いわけではないんだけど、初演を知っているだけにね。
その時の役者さんの顔がちょっと見え隠れして無意識に比べてしまっていて。
そんな見方をしてしまった自分が残念だった。

でも、初舞台という竹内結子もイモトアヤコも、非常にイキイキしててよかったよ。

しかしね、草刈正雄の「お父さん」はかなりずるいね。
最後までパジャマで押し通すお父さん。
ああいうお父さんを、もっといろんなところでやっててもいいかもしれない。
草刈正雄だからこそのずるいセリフもあったりしてね。

それと、今回お母さんだった長野里美もね。
この人は、こういう役やらせたらホントにかわいらしくてしょうがないってば。
もしかしたら、長野さんだけ、初演の影がなかったかもしれない。

初演と違って、今回は三谷さん直々の演出。
なんだか、そんなに脚本は変えてないと思うんだけどキュッとコンパクトになった感じもしたな。
時間がね、多分短くなってると思う。感覚的なものかな?

そうそう、揚げ足取るわけじゃないんだけど。
草刈正雄がね、設定上の大事なセリフを多分間違ったんだよね、この日。
見てて「ん?」て思って。後からパンフを読んでみて「やっぱりそうだよね。」みたいな。
致命的ではないだけど、ちょっと混乱はしたかな。

いつもPARCO劇場で三谷さんの芝居をやるときは、ロビーに歴代の「三谷ーPARCO」組のポスターが並んでるんだけど、ここ数年のものは大分落ちてるものの、結構な数見て来てるんだなぁ、とあらためて感じたね。
まあ、最初に見たのが、この組み合わせでは3本目にあたる1994年の『出口なし!』だから、ほぼ20年。
・・・やっぱり20年てちょっとびっくりするわ。そんなに年とったんだな。

この秋にはまた新作の『紫式部ダイアリー』という2人芝居もあるし、それもちゃんと見に行こうと思う。
そして、今PARCO劇場で『君となら』の終演後にやってる1時間程度の『SHOW GIRL』というお芝居を、今日の夜に見てきます!
やっぱり、芝居はちゃんと劇場で見るのがいいね。
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