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『Green Days』 [おのれをひもとく]

いきなりだけど、ぼくは大学時代に「勉強をする」ということを勉強しました。
「勉強をする」というか、「学ぶ」ということ、かな。
それは大学時代のゼミの2年間の中でね。
よく「大学行ったけど、別段何も勉強しなかった」みたいにいう人も多いけど、
ぼくははっきりと、「勉強をした」と胸はって言える。
大学時代の4年間は、ゼミで勉強したことと、芝居をやったことだけで十分な意味があった、と。

ぼくの入っていた肥田日出男先生のゼミは、専攻としてはマーケティングのゼミで。
もちろんマーケティングの勉強もするわけだけど、
先生の話はいつも、もっと根源的な「ものを学ぶ」「勉強する」というところに焦点があったように感じられて。
それは、表層的な「受け売りの知識」だけではダメですよ、ということを植え付けてくれた。
ゼミの発表の時に、知ったかぶったようなことだけ言ってしまおうものなら、
必ずその裏側をえぐられて、恥かいて終わる、というね。
さらに、グループで研究する時に、議論して議論して、
いろんな意見の中からだんだんとその本質が見えて行って、
「これです」と揺るがないものを見つけ出すと、案外それは単純なことだったりする、とかね。
あてずっぽで考えても同じことなのかもしれないけど、過程があると無いとでは答えはまるで違う。
そんなことを、2年間でものすごく経験して勉強させてもらった。

ちなみにゼミ生は、そうしたことを勉強しながら、
後輩たちにもそれを引き継ぐように、「サブゼミ」という時間を設けて下の代に教え、
自分の考えを確固たるものにして行く、というシステムもあって。
ただ、ぼくの代を最後に先生がしばらく研究に入るということで、下の代がいなかったのね。
なのでぼくの代はその「サブゼミ」で教えるという過程がなくて。
当時は「めんどくさくなくていいや」的な思いもあったけど、
今になってみると「その経験があったらまた少し違ったのかな」とも思う。

ゼミでは毎年、ゼミ生をいくつかの班に分けてグループごとに研究をして、
その発表の場を「肥の出会」として開催してた。
「肥の出会」はその研究発表のほか、現場で活躍しているOBの講演と先生の講義などもあって、
毎年OBたちも集まる場となっていて。
先生が定年で退職したあとは、現役の発表こそ無いものの、それでもほぼ毎年、
OBによる「最近のマーケティング事情」や、市場動向などの話、
そして先生にも講義してもらって、定期的な「学びの会」として開催されている。

で、毎回幹事となる代が持ち回りとなるんだけど、今年は我ら22期が担当することとなって。
最初は「どうしようかねぇ」なんて言ってたんだけど、
中でも中心になって動いてくれた2人から「五感に響く」というテーマでやってみよう、
という話になり。
ヨガスタジオを経営する先輩にお願いして簡単な呼吸法などを実践してみたり、
化粧品の開発などをしてる同期からは「香り」をテーマに話をしてもらったり、
中華料理屋のチェーン展開をしている同期には、懇親会のためのケータリングを担当してもらったり。
さらにはちょうどタイムリーな「電力自由化」で、電力会社を経営する先輩からの話もあったり。

そんな中で、はじめに言われたのは「今回は中田くんの力がどうしても必要なの」と。
つまりは「音楽」を担当することに。

会の要所要所で演奏を入れてほしい、ということで。
さらにはゼミをテーマに1曲作ってみてほしい、ということで。

実際に今年の会では開幕に、先生からのリクエストで「風と共に去りぬ」から『タラのテーマ』を演奏。
その後も懐かしのフォークソングなども予定してたんだけど、いろいろと講演/講義に熱が入り、
時間調整のために、懇親会の中でリクエスト募りながら、さながら「歌声喫茶」状態。
みんなが楽しんでくれたところで。

では最後に、ゼミをテーマに作った曲を1曲聞いてください。
ということで自作曲を演奏。

これね、作るのになかなか苦労して。
というか、とっかかりがね、「ゼミをテーマに」と言ってもなあ。
ゼミのイメージで「かっちりした」感じの曲にしてみようか、とか、
みんなで歌える歌にしてしまおうか、とか。
とにかく「どんな曲にしようか」と相当悩みに悩んだのだけど。

最終的には「個人の回想でいいか」と。
つまり、ぼく個人が肥田ゼミというものをどんな風にイメージして来たのか。当時と今と。
そんな映像にBGMをつける、サウンドトラック的な発想にしてみればいいか。
それを聞いた人が、それぞれの映像を思い起こしてくれればいいんだ、と。
まさに「五感」フル活用じゃないか、とね。

ということで、作った曲。
見事に、参加されたみなさんがそれぞれの思いを感じ取ってくれたようで、
中には「泣いちゃった」という方もいたりして。
なにより、先生がすごく喜んでくれてね。
あ、これで今年の会はきれいに閉めることが出来たぞ、と。達成感。

なるほど、ぼくが人に提供できるのは、こう言うことなんだな、
ということもフィードバックしたりして。

今年の肥の出会は、正直参加人数が昨年から大幅に減っちゃったんだよね。
時期的には「子供の運動会が」と言う人が多かったのが敗因。
そうか、この時期は避けた方がいいんだね、ということは1つの事例として次に残さなきゃ。
ただ、それはそれとして。
講演を担当してくださった先輩方の話も、先生の講義も、
非常に充実してて(って簡単な言葉で流すのはもったいないが)、
先生曰く「今年はここ数年の集大成ができあがった、頂点じゃないか」とまで言ってくださって。
幹事担当代としてはほんとに、ひと安心とともにちょっとした誇り。

ま、これに慢心すること無く、
さらに日々を丁寧に過ごして行かなくてはね。

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そんなわけで、今回のために作った曲をおすそわけ。

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