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けいこさんとの1週間 [音楽活動 -もろもろ-]

さて、銀座でのお話。

昨年末の、営業終了前日から、ハウスバンドのボーカル=Mioちゃんが体調不良でお休みしてしまい、
年明けてからも本調子にならず「1週間の助っ人」を頼むことに。
ケネディハウスの開店当初くらいにお店で歌ってくれていた、というだいぶ遡った伝手ではあるのだけど、歌い手の峠恵子さんが、たまたまこの1週間は担当が出来る、ということで来てくれることになった。

峠恵子さん、ときいてぼくが思い出すのは大学時代、もしくは予備校通ってた頃だったかな。
当時はよく午後家にいる時はTOKYO FMを流してたんだよね。
14時台とかそのくらいの番組でよく曲がかかってたのね。SONYからデビューする新人、というような枕詞がついてた記憶があるので、そのこととセットで覚えてる。珍しい名字だしね。
その頃すでに「カーペンターズが好きで」とか「カレンの歌声に近い」みたいな情報もあった気がする。
その後、TVでリポーター的なことをやってたり、モノマネ番組でカーペンターズ歌ってるのをふと見たのかな。
「あれ?この人こんなところにも出てくる人になったのか。」と思った記憶もある。

そんな峠恵子さん。
たまに楽屋トークで生也さんが名前を出してたので、「ああ、こことは縁のある人だったんだ」というのはなんとなく知ってたが、まさかご一緒する日が来るとは。

で、そんなことになったので事前にみんなでいろいろ見てみたのだが、なんだか相当いろいろぶっ飛んだことをして来てる人だというのがわかって。
「カーペンターズ的な歌を歌う人」というおちついた印象でしかなかったから、いったいどんな人なんだろう、と。
さらには、ぼくが学生時分から今までもずっとやって来てる人だから、粗相してはならんよなぁ、
なんてことも考えてたんだけど。

実際、初日に会ってみたらなんとまあ気さくで楽しい人なんだろう、とね。
歌はもちろんふくよかなアルトボイスで気持ちよく歌ってくださるので弾きがいもあるし、
しかし話しだすと結構爆裂な感じだったりするし。
年明けから毎日、「今日はどんなステージになるんだろう?」ってちょっとわくわくする感じがあったんだよね。
楽屋トークでは、TVでも話された「初診で見てもらったお医者さんと3時間後に結婚を決めた話」とか、ニューギニア島でのジャングルでの生活の話とか、たくさんしてくれて。
ステージでは話せないようなきわどい話もかなり出て来て、本当におもしろかったな。

2日目には、お客さんと話をした後「『Yesterday Once More』リクエストいただきました!」と声高らかに報告してくれて。
「・・・いや、われわれ『Yesterday Once More』はやったことないです。」
「え?昨日リハーサルで合わせなかったっけ?」
「今のバンドでは『Yesterday Once More』はレパートリーになってないんで、やってないです。」
「うそ?昨日やったよね。やってないっけ?」
「やってないですね・・・」
「あれ?お客さんに『おまかせください!』なんて言って来ちゃった。」
というぶっ飛んだやり取りが。

で、ぼくが
「なんとなくでよければピアノだけでも伴奏できるかもしれないです。」と言ってみたところ、
「じゃ、それで行ってみようか。大丈夫大丈夫!」と。
そこから、あらためて音源を聞いて構成を確認して。
と思ったらほかのメンバーもみんな聞いて細かいフレーズ取り始めたりして。
ギターもベースもサックスも、入るつもりになったところでドラムの竹ちゃんが、
「え?みんなやるんですか?マジですか?ちょっと、もう1回聞かせてくださいよ!!」
と、結局のところその次のステージで、全員で行き当たりばったりセッションをしてみることに。
これがね、なかなか形になってて。
「明日、あらためて一度リハしてみましょう」ってことになって、その日から1週間レパートリーとして毎日演奏するということに。
思いがけず曲が増えましたよ、っていうね。

そのほかにも、当初はカーペンターズ楽曲のほか数曲、ということだった恵子さんは「これも歌えますよ」「これも行けるかも」と曲を追加してくださり、深夜メドレーの薬師丸ひろ子ではネタも存分にかましてくださり、歌詞を忘れて「もとい!!」と叫んで歌い直したり。
ある意味でスリリングで、しかし毎日がザッツエンターテイメントな雰囲気で楽しいステージになって。
バンドもスタッフも、そしてお客さんもみんな、一気に恵子さんのファンになってしまったよね。

恵子さんの担当の最終日、高校時代の友達がたくさん来てくれたんだけど、そのうちの1人が「わたし20年くらい前、峠恵子さんのやってたラジオずっと聞いてたの。今日歌聞けて本当にうれしかった」と言ってた。あー、そんな風につながってくれて、なんだかぼくもうれしいね。

ちなみに恵子さん、最終担当日の帰りに、店を出た後にかなりファンキーなことになってたらしい。
最後まで楽しませていただきました!

ぜひまた、恵子さんとは一緒にライブをしたいものです。
その時までに、恵子さんのオリジナルをいろいろと探ってみたいな、と思ってる次第で。
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